映画の感想

嵐 二宮さん主演映画 浅田家!みてきました。で、感想!ネタバレなし

浅田家!みてきました。で、感想!ネタバレなし

映画、浅田家!みてきました。初日の舞台挨拶中継会で。
最近は大野さんのFREESTYLE2020といい今回の二宮さん主演の浅田家!といい嵐メンバー関連の催事に初日参加できてる幸運が続いております。
って言うとすごく嵐が好きな人って感じですがとんでもございません!ごく最近になってやっと嵐の凄さに気づき始めた完全なるニワカでございます。
そんなニワカが出かけて参った浅田家!の感想を述べさせていただきたく筆をとらせていただいたしだいであります、、ってどんなキャラなの私はw

浅田家!ですが、心底思ったのがこれこそ映画だなって感じ。

この映画と初めて出会ったのが映画館でほんとによかった。私はこういう映画が大好き。もう浅田家ロスだし、あの一家にまた会いたい。
もちろんテレビで観ても作品の素敵さや 俳優陣の演技の確かさや それを切り取る映像の美しさや 津市の海岸の素朴な柔らかさは変わらないけど空気感というのかなー、抽象的で申し訳ないけど、そういったものが映画館ととても似合っていると感じました。

「制作費〇〇億円!」みたいな派手なプロモーションで推してくる「ドーン!ドガーン!バシャーン!」っていう派手な映画もいいけど・・いいんだけど、こういう心にしみてくるような、でも押し付けがましくない感動を与えてくれる映画が好き。

こういう人の心情を丁寧に描けるって映画ならではって感じがする。
浅田家!はいわゆる泣ける映画、なんですけれども、押し付けがましくないんですよ。

みなさんも映画を観ていて「ここで泣いてよ」とか「ここで笑ってよ」というような制作側の仕掛けに気づくと一気に冷めてしまうことありませんか?たとえば泣きや喜びの演出が大きすぎて観てる私は置いてかれちゃったっていう作品も多いし。
そういう作為的なところがなくて自然に作品を楽しむことができるありそうでない稀有な作品。

調和が素晴らしい素敵な映画!

自然に作品を楽しめるのはこんなところも理由の1つかなと思うんですけど、俳優さんやセットやセリフなど全ての要素がうまく調和していて浮いてる人や要素がないということ。

これはちょっとした驚きでした。

たとえば主演の二宮さん、彼は嵐ですよ!あの嵐!なのに飛び出してないんですよ作品から。嵐のライブで見せるキラキラはどこに置いてきたのあなた!って感じ。

たいていの芸能人って、売れてる人は特に、隠しきれないオーラのような人目をひくモノを持ってるんですよほんとに。だから変装してても街で気づかれちゃうんです。

でもこの作品の中での彼はいい意味で目立ってなくはみ出すことなく飛び出すことなく、でも浅田政志という人物を魅力的に見せていてほんとにすごい。途中、政志さんヒモか?っていう時代があるんですがこの人なら許せるというか芽が出るまで見守りたくなるのもよくわかるっていう。二宮さんが演じたことで役柄の説得力が増したような気がする。

でありながら二宮さん、普段のバラエティー番組の時と同じ笑い方、同じ語りかけ方をしていることもあってどこまで自分を役に寄せているのか、どこまで役を自分に寄せているのかが謎。
ものすごい俳優さんだと思う。もはや同じ名前でごめんなさいって感じだけども。どういう役作りをする方なのか知りたい。

そして菅田くんも。彼もスターですからつい彼に目がいってしまうってなりそうなのに。この間まで放送していたTVドラマMIU404との温度差で耳がキーンってなるよ。個人的には菅田くんはこういうナイーブな心を持った役を演じている時の方が好き。

そしてメインの役以外の役者さん達もみなさん素晴らしかった。政志の被写体になった家族のみなさん達とか。
出演していた俳優陣の演技の確かさもすごいけどそれを活かすも殺すも演出なのでそこも素晴らしかったよねーーと思ったわけです。

本当にいい意味で飛び出したところがない素敵な映画。ずうずうしいことを言わせてもらうと私もこういう素敵な作品に出演できるようになりたいでございます。もう切に願う!がんばろ。

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映画のチカラ!

この映画は写真を通して目の前にいる人や、目の前にはいない人との絆を丁寧に描いた作品。なので写真の持つ力の大きさを感じさせられたよね。
スマホが普及してから写真を撮ることが手軽になって何も考えずに撮ってたけど大事な写真はプリントして手元に置いて置きたくなった。

この浅田家!という映画、浅田政志さんという一人の写真家の物語としても観てもいいし、浅田家という家族の物語として観てもいいし、写真という表現方法の可能性の物語として観てもいいと思うし、いろんな側面から楽しめる作品にもなっていると思います。

いやー、いい映画でしたほんとうに。
もう一回言わせてもらうけど、心底思ったのがこれこそ映画だなって感じ。この映画と初めて出会ったのが映画館でほんとによかった。私はこういう映画が大好き。

も一回観に行こ!
みなさんもぜひ劇場へ!

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